肝臓がんとはなにか
肝臓とは、肋骨の内側にある消化器官系の臓器です。
「沈黙の臓器」とも呼ばれ、強い臓器であるために肝臓の調子が悪くなってもそれがあまり表に出ません。
様々な機能を持っており、一般的によく知られているアルコールの分解だけではなく、栄養分の分解や合成、有害物質の解毒、消化のための胆汁の分泌なども肝臓の仕事です。
肝臓がんには二種類あります。
元々肝臓にがんができる原発性肝臓がんと、他の臓器から転移してきた転移性肝臓がんです。
さらに、原発性肝臓がんは主に「肝細胞がん」と「胆管細胞がん」に分けられます。
肝細胞がんとは、肝臓の肝細胞からできた直接的ながんで、原発性肝臓がんの90%以上の人はこの肝細胞がんです。
胆管細胞がんの人は全体の約5%で、肝臓の中にある胆管というものからがんができてしまうタイプです。
残りの約5%はこの両方が同時に起こってしまうタイプや、子どもにできやすい肝芽腫というタイプがあります。
転移性のタイプは、転移性肝がんとも呼ばれ、主に大腸や肺、胃などの臓器からの転移が多く、原発性のものとは区別されます。
肝臓がんはアメリカなど欧米人よりも、日本などのアジア人やアフリカ人に多く発癌してしまう病気です。
日本の場合、がんの中でも4番目に多く、女性より男性の方が発癌率は高いです。
男女ともに45歳を過ぎると発癌のリスクが上昇し、50歳~65歳の間がもっともなりやすいと言われています。
肝臓がんでの死亡順位は男性が3番目、女性は6番目ですが、男女合わせて見ると3番目となっていますが、最近では少しずつ減少傾向にあります。
肝臓がんは他のがんと比べると発見が遅れやすく、そのため治療が難しくなりがちです。
つまり、「治りにくいがん」に分類されてしまうがんでもあります。
しかし、完全に治らないがんではありませんし、「肝臓がんの原因とは」で述べている通り、原因がはっきりとしているため、気をつけていれば早期に発見することも可能です。
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